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「日本臨床歯周病歯周病学会 第35回年次大会」に参加してきました
2017年08月01日 歯科衛生士:久 由美
こんにちは。
スマイルプランやまもと歯科クリニックの歯科衛生士の久です。
先日、日本臨床歯周病学会の年次大会に参加してきました。
昨年は福岡での開催だったので榧木さん、太田さんの3人だけの
参加でしたが、今年は大阪開催だったので
衛生士みんなで参加でき、賑やかで楽しかったです。
今年のテーマは「歯周病患者におけるインプラント治療」でした。
インプラント治療は歯科治療のひとつとしてたくさんの方に行われています。
当クリニックでもインプラント治療を選択する患者様が増えています。
虫歯や歯周病治療は治療終了の良い状態を保っていくために
私たち衛生士がおこなうメインテナンスが大切ですが、
インプラント治療はそのメインテナンスがもっと大切になります。
大会は2日間で教育講演、シンポジウム、ケースプレゼンが行われ、
「歯周病の再生治療について」「インプラント治療に必要な情報提供と衛生士の役割」
「高齢化社会とインプラント治療」「重度歯周病患者へのインプラント治療に対する
アプローチ」などなど、本当にたくさん勉強ができました。
その中の一つ「プラークの病原性について」勉強して感じたことを書きます。
歯周病は口の中にいる細菌により発症します。
特に悪い悪玉菌は唾液感染や直ばしの食べ物からやペットから感染して細菌叢を作ります。
そして一度口の中に住み着くと追い出せないのです。
一人一人の口に中の細菌叢は違うのでその患者様に応じた歯周治療の必要性を感じました。
あと、歯周治療の目標として細菌の栄養となる出血をなくして
口の中の細菌を減らすためには定期的なメインテナンスと
ホームケアがとても大切なことを患者様にしっかり伝えなければ
ならないことを改めて感じました。
2日間の勉強で学んだことを衛生士チームで共有して、
みんなでより良い歯周治療やメインテナンスを行なっていきたいと思います。